なぜ、走る距離を伸ばすと膝が腫れてしまうんだろう?
マラソンや長距離ランニングをしていると、走った後に「膝が腫れる」「なんとなく重だるい」「膝の曲げ伸ばしがしづらい」…そんな経験をしたことはありませんか?
特に走行距離を伸ばしたタイミングや、連続して練習した翌日などに膝がパンパンに腫れてしまうことがあります。この状態を放置すると、膝を動かすたびに違和感が残り、パフォーマンスの低下だけでなく、関節の変形や慢性的な炎症につながることもあります。
膝が腫れる=「関節水腫」かもしれません
膝が腫れる原因のひとつに、「関節水腫(かんせつすいしゅ)」があります。これは関節の中にある滑膜という組織が刺激を受けて炎症を起こし、その結果、関節液(滑液)が過剰に分泌されてしまう現象です。
滑液は本来、関節の潤滑や栄養供給、衝撃吸収に重要な働きをしていますが、炎症によって過剰に分泌されると、関節内にたまって腫れを引き起こします。結果として関節の動きが悪くなったり、圧迫感や痛みが強まったりします。
距離を伸ばすと膝が腫れる主な原因
- オーバーユース(使いすぎ)
長距離を走ることで関節や筋肉に繰り返しのストレスがかかり、滑膜が炎症を起こしやすくなります。 - フォームの乱れ・筋力のアンバランス
股関節や体幹の安定性が低下すると、膝が本来の軌道から外れて使用され、負担が集中します。 - 例:接地時に膝が内側に入っている
- 足部のトラブル(扁平足や外反母趾など)
着地の衝撃を吸収できない足は、膝へのダメージを増やします。 - 靴や路面の影響
硬い路面やクッション性の低い靴は膝の衝撃吸収能力を奪い、炎症を助長します。 - 回復不足(リカバリーの問題)
疲労が抜けない状態で走ると、膝周辺の筋肉のサポート力が低下し、関節に直接的な負担がかかります。 - 例:十分な睡眠がとれていない
腫れは“膝からのSOS”サイン
膝が腫れるのは、「水が溜まっている」だけではなく、「炎症が起きている」という明確なサインです。それを無視して走り続けると、滑膜炎が慢性化し、関節の可動域が制限されたり、軟骨の摩耗が進んだりして、状態が悪化していきます。
また、頻繁に水を抜いている方は要注意です。抜く処置を繰り返すと、膝関節の内圧調整能力が低下し、より再発しやすくなる可能性があります。
M.A.K.鍼灸整骨院の対応方針
当院では、膝の腫れや関節水腫に対し、原因の分析からリハビリまで一貫してサポートします。
- 関節の腫れ・熱感・圧痛の評価
- ランニングフォームの分析(動画・動作チェック)
- 股関節・骨盤・足部の可動域と連動性のチェック
- 鍼灸による炎症抑制と血流改善
- 体幹・股関節強化のエクササイズ指導
膝の腫れに対しては、アイシングやリカバリーテーピング、手技療法などを組み合わせ、できるだけ早く水が引くよう調整します。
また。炎症がひどく荷重痛がある場合は厚紙副士を当てた包帯固定を実施します。
そして、再発しないような「走れる膝の使い方」まで丁寧に指導し、「あなたのマラソン生活を支える“パートナー的な治療院”」であることを目指しています。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
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【火・金・土】9:00~21:00
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定休日 | 水・日・祝 |
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