TFCCって何？

【1】痛み：手首の小指側に痛みが出ます。特に手首を回したり、物を持ち上げたりするときに痛みを感じます。

【2】腫れ：手首が腫れてくることがあります。

【3】クリック音：手首を動かすと、「カチッ」や「ポキッ」という音がすることがあります。

【4】力が入らない：手首に力が入らなくなり、重い物を持ち上げるのが難しくなります。

【1】転倒：転んで手をついたときに手首をひねると、TFCCが傷つくことがあります。

【2】スポーツ：テニスやバスケットボールなど、手首をよく使うスポーツで無理な動きをすると損傷することがあります。

【3】日常の動作：重い物を持ち上げたり、手首を急に動かしたりするときにも起こることがあります。

など

【1】問診：どのようにして痛みが出始めたのか、どんな動きで痛みが強くなるのかを詳しく聞きます。

【2】触診：手首を触って、どこに痛みがあるのかを確認します。

【3】画像診断：レントゲンやMRIを使って、手首の内部を詳しく見ることがあります。これにより、TFCCがどの程度傷ついているかがわかります。

【1】安静：まずは手首を休ませることが大事です。無理に動かさないようにします。

【2】アイシング：痛みや腫れを抑えるために、冷やすことが効果的です。氷を袋に入れてタオルで包み、手首に当てます。

【3】固定：サポーターやギプスで手首を固定することがあります。これにより、手首を動かさないようにして治癒を促します。

【4】リハビリ：痛みが和らいできたら、徐々に手首の動きを回復させるためのリハビリを行います。理学療法士の指導のもと、手首のストレッチや筋力トレーニングを行います。

【5】手術：損傷がひどい場合は、手術が必要になることもあります。手術では、TFCCの傷を修復するために、切開して縫合することがあります。

【6】手技療法：当院では関節の滑走を良くするための施術を行います。手首が小指側に傾いている方が多いので、それを改善しつつ関節の滑走を改善していきます。後は自宅でのセルフケアの体操をこぬことでしっかりと改善していくでしょう！

【1】手首の筋力をつける：手首周りの筋肉を鍛えることで、手首を支える力が強くなります。簡単なトレーニングとして、ダンベルを使ったリストカールやリストエクステンションがあります。

【2】適切なストレッチ：運動前には必ずストレッチを行い、手首の柔軟性を高めましょう。

【3】無理な動きを避ける：重い物を持ち上げるときや、手首を使う作業をするときには、無理な動きを避けるようにしましょう。

【4】サポーターを使う：スポーツをするときには、手首を保護するためのサポーターを使うことも有効です。