走ると膝の内側が痛い原因は“鵞足炎”かも|ランナーが間違えやすい原因と正しいケア方法

■ 膝の内側が痛い…それ、実は“鵞足炎(がそくえん)”の可能性大

ランニング中・ラン後に 膝の内側(内側の骨の少し下あたり) が痛む場合、
最も多い原因が 鵞足炎 と呼ばれる炎症です。

鵞足とは、

  • 縫工筋(内もも前)

  • 薄筋(内もも)

  • 半腱様筋(太もも裏)

この3つの筋肉が1点に集まる部位のこと。
走る時の脚の“ねじれ”や“ぶれ”が大きいと、ここにストレスが集中して痛みが出ます。


■ ランナーが膝の内側を痛める“3大原因”

足の着地ラインが内側に入る(ニーイン)

走っている時に、膝が内側に入るクセがある人は要注意。
足の軌道が内に寄ると、鵞足部に過剰な負担がかかり炎症が起こりやすくなります。

☑ 写真を撮ると膝が内に入っている
☑ 接地のたびに内側に倒れる感覚がある
という人は典型例。


内もも・太もも裏の柔軟性不足

鵞足部につながる3つの筋肉は、柔軟性が低いと“引っ張られ続ける状態”になります。
特にデスクワークが多い人、股関節が硬い人はこのタイプが多いです。


お尻(中殿筋)の働き不足で骨盤が安定しない

ランニング時の骨盤を安定させるのは中殿筋。
弱いと脚が外へ流れたり内側に入ったりして、膝へ余計なねじれが生まれます。

「走るとフォームがぶれる」「左右の着地が安定しない」という人はほぼここが原因。


■ 【今すぐできる改善法】膝の内側痛を軽減する3つのケア

内ももストレッチ(薄筋をゆるめる)

  1. 床に座り両足の裏を合わせる

  2. かかとを体に寄せ、股関節を外に開く

  3. 上体を軽く前に倒して内ももを伸ばす
    20〜30秒×2回

慢性的な内側痛のほとんどは内ももの硬さが関与します。


太もも裏ストレッチ(半腱様筋の柔軟性アップ)

  1. 仰向けで片脚を伸ばし、タオルを足裏にかける

  2. 膝を伸ばしたまま脚を上げる
    20秒×2セット

膝の引っ張られ感が軽減します。


中殿筋トレーニング(骨盤の安定化)

  1. 横向きに寝る

  2. 上の脚をやや後ろ方向に上げる

  3. お尻の横に効いていればOK
    15回×2セット

フォームのブレが改善し、再発防止に最も効果があります。


■ 走ってもいい?休むべき?判断基準

▶ 走ってOK

  • ウォームアップで痛みが軽くなる

  • 痛みが “鈍い違和感” 程度

  • 次の日に悪化しない

休むべき

  • 歩くと痛む

  • 押すと強い痛みがある

  • 階段の昇り降りがつらい

  • “鋭い痛み” が出る

鵞足炎は我慢して走ると 慢性化 → トレーニング中断が長引く ので注意が必要です。


■ まとめ:膝の内側痛は原因さえわかれば改善スピードが早い

膝の内側の痛みは、
内もも・太もも裏の硬さ × お尻の弱さ × フォームのねじれ
という“複合的な原因”で起こります。

逆に言えば、

  • 柔軟性

  • 筋力

  • フォーム安定
    の3つを整えるだけで、ほとんどのランナーは痛みを大幅に軽減できます。

走り続けるために、今日から少しずつケアを取り入れていきましょう。


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